2009年10月20日

BB弾とその選別について その3

master氏並びにwanshooter氏のご要望でBB弾と選別に付いて書く事となり、今回はその3回目の記事で最終回となる。私事ではあるが、現在検証の為の射撃が出来ない状況であるので文章のみとさせて頂くが、何かの参考にして頂ければ幸いである。

前々回および前回の記事にも書いたが、今回の一連の記事は、私が今まで遊戯銃を用いての精密射撃を行ってきた中で得た物、即ち経験則に基づいた物で、体系立てた理論に基づいてそれを実証する検証を行った訳では無い。その為物理的な錯誤や別の見解が有るやも知れず、またご自身で検証なされた場合に、記事通りの結果を生まない可能性も否定出来ない事を予めご承知置き願いたい。


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3回目の今回はBB弾を選別する事に因って予想される効果と私がBB弾を選別しない理由に付いて書こうと思う。前回BB弾の選別手段と其の可能性に付いて考察してみたが、現実問題として個人で精度良く選別を行うには不可能に近い。其処で仮に理想の選別が出来た場合の選別の効果と実際の効果に付いて考察してみたいと思う。

重量に因る選別では、仮に理想の選別が出来たとすれば、恐らく初速の安定化に繋がり、上下方向の着弾の散りが少なくなるかも知れない。
だがBB弾を同じエネルギーで発射した場合、重量が0.01g違う場合でその差は初速にして約1.5m/s程度であって、其れ以下の重量差の場合の初速差は其れよりも少ない事は自明である。現状では其の差よりも銃自体の発射エネルギー(初速)のバラツキの方が大きい。故に重量による選別は無意味である。

外径に因る選別、真球度による選別では、仮に理想の選別が出来たとすれば、BB弾の断面積が一定になり、パッキンのBB弾保持力が均一になると期待され、初速の安定や不規則なBB弾の回転が抑制され弾道が安定すると思われる。
然し仮にBB弾の直径が0.01mm違った所で其の断面積は約0.03%しか変わらず、其の初速に対する影響は少ないと言えるだろう。又実際パッキンのBB弾保持力は外径や真球度のみで変わる物では無く、BB弾の表面の粗さや付着物、又パッキンのBB弾保持部の厚さや硬さ等の質、油脂等の付着物にも左右されるであろう事は予想が付く。故に外径や真球度による選別は無意味とまでは言わないが、他の要素の方が弾道に対しての影響が大きい事が考えられるので其の効果は薄いであろう。

偏芯度合に因る選別では、仮に理想の選別が出来たとすれば、BB弾発射時の回転等による弾道の変化が小さくなる事が予想され、特にホップ付きの銃で有効である事が予想される。
以前MAGI氏に蔵前工房舎の競技用特選BB弾の気泡について指摘され、私も実際に割って確かめたが、気泡を内在している弾がかなりの頻度で見つかる。然しながら過去の記事でも書いたが特選BB弾はホップ付きの銃で良好な弾道を見せる。理論とすれば偏芯している弾は回転する事によって弾道はカーブを描く筈であるが、実際結果としては影響が見られない。もしかしたらもっと遠距離になれば影響が出るのかも知れないが、結果的に10mでは殆ど其の影響が出ないのかも知れない。

詰まり前回の記事で書いた選別項目と選別手法ではBB弾の弾道に対して影響が有るとは言い難く、選別の手間の割に効果が薄い、又は無いと言える事が、私がBB弾を選別しない理由の第一である。


次にバレルとBB弾の関係からBB弾の選別に付いて考察する。此処ではカスタムバレルやAPS競技に使用出来ない銃については考慮しない事にする。
(有)マルゼン社製のAPS競技用銃の大半は内径6.15mmのインナーバレルを採用している。此はBB弾を空気の層で包み込んで発射する事によって良好な弾道を得る目的があると言うのがマルゼンの主張であるらしい。其れも一理あると思われるが、此には私なりに別の事情が有ると考えている。
別の事情とはBB弾の精度がタイトなインナーバレルに対応できるほど精度の高い物ではないと言う事である。以前加工業者の知人にBB弾の精度に付いて聞いた事があるが、曰くプラスチックでは1/100mm単位の精度は出せないと言っていた。勿論此は外径精度だけでは無く真球度に付いても同様の見解であった。詰まり余りタイトなバレルでは発射時にバレル内にBB弾が接触する可能性が高くなり、良好な弾道が得られ難いと言う事である。バレルの内径精度も真鍮の引き抜き管を使用している為精度は推して知るべしであり、其れと組み合わせられるBB弾の精度が悪いのであれば、結果は明白である。その為当然とも言えるが双方が干渉しない様な内径の大きなバレルを採用しているのである。
其の様な事情からBB弾のみ高精度に選別しても無意味と考えられるし、逆にバレルのみ高精度のタイトな物を使用する事も然りである。理想の精度のタイトバレルと同じく理想の精度のBB弾の組合せが、素晴らしい技術を持つ射手に恵まれれば理想の結果を生むであろうが、実際問題として前回の記事に書いたように高精度の選別が事実上不可能に近い事を考えるとタイトバレルの使用に付いては、悪影響の方が強いであろう事が推測できる。

此の事から逆に考えれば、バレルがルーズであればBB弾の精度やBB弾の選別の有無は弾道に対する影響が低いと言えるであろう。此が私がBB弾を選別しない理由の第二である。


次に実際に行える方法でBB弾の選別を行う場合について考察する。
実際に選別精度に疑問を持ちながらではあるが選別を行うと、その結果として選別された弾が選別漏れした弾に対して圧倒的に少ない。比較的外径精度の良い蔵前工房舎の競技用特選BB弾にしても選別された弾は全体の半数を割り込み、他のBB弾では其れよりも少ない。此の結果は上記の様にプラスチックでは1/100mm単位の精度が出せない事からも妥当な結果であろう。その為、選別弾の数を増やす為に選別精度を落としたり、選別漏れした弾から再度選別を繰り返すような行為をしては選別の意味が無い。私が思うにBB弾を選別するのであれば、選別漏れした弾は処分する位の覚悟が必要で、勿体無いと言う意識は捨てるべきである。
又其の選別後のBB弾の取扱いに注意を払わなければ選別の意味をなさない。
例えば選別後のBB弾をボトル等で保管しては油脂や汚れ等の付着が考えられるので問題外であり、出来る事なら個別に帯電防止袋で包装したい所である。更にマガジン等に給弾してから発射までの間にBB弾が汚れたりすれば矢張り選別の意味は無い。
此の様に選別をする事に因ってBB弾は甚だ扱い難い代物となってしまう。BB弾を選別する事は其れを行う者に其れ相応の技術と知識と遇する方法を要求する。其の覚悟が無ければ選別の意味を為さないどころか、却ってBB弾にとって此の上ない程有害な事になりかねない。

其の様な覚悟と財力を持ち合わせていない事が、私がBB弾を選別しない理由の第三である。


最後にBB弾の選別の有無以前のBB弾自体の問題について考察する。
パッキンを介してBB弾を発射する機構を持つ遊戯銃に於いて、私が集弾率に影響が高いと考えている事項に発射系に関わる汚れがある。恐らくAPSやその他精密射撃を志す諸氏に於かれては銃のメンテナンスには気を遣われ、バレルの清掃や定期的なパッキンの交換等で銃の状態を保っておられる事でしょう。
そもそも銃のパッキンやバレルに付着する汚れとは何に起因する物なのか?その原因の一つとして私が思うに発射系に関わる油脂がある。詰まり油脂が飛沫となってあらゆる所に付着し、其処に汚れが付着するのである。以前の記事に書いた事だが、シリンダー内や発射系に関わるありとあらゆる所の油脂を除去した所、良好な結果を得る事が出来た。然し其の後或る程度発射数が多くなって来ると弾道に変化が見られた。其の変化とは集弾率の悪化である。因みに件の記事はホップ銃であったが、ハンドガンを含むノンホップ銃でも同じ様に発射系に関わる部分の油脂を除去した所、同様の傾向が見られた。集弾率の悪化後再度発射系に関わる部分の油脂を除去すると再び良好な状態に戻ったのだが、此は一体どう言う事なのか?
此は私が考えるにBB弾の製造時に付着する離型剤や研磨剤等の油脂類がパッキンやバレル、給弾ルート等に付着し、其処に埃等の汚れが付着するのではないかと思う。此の事は例えばマルゼン製のライフルに付属するBB弾ローダーを見ると、使用していくうちに給弾パイプの入り口付近が汚れてくるので想像は容易であろう。故に考えて見れば銃の発射機構等の油脂を除去しても、発射する弾自体に油脂が付着していては無意味であると言う事である。
と言う事であれば、BB弾に付着する油脂類を除去すれば良いのか?其の事に付いては、私自身も未だBB弾に付着する油脂類の除去法等に付いては試行錯誤の段階で結論に辿り着いてはいないので、確定的な事を書く事は差し控えるが、単純に除去するだけでは期待の結果は得られないようだ。様々な洗浄の方法や洗剤や薬品類を試したり、洗浄後の乾燥の方法等を検討しているが、良好な結果は得られていない。又洗浄や乾燥方法に因るBB弾の変形やBB弾の表面に残留する洗剤や薬品等の影響等も否定出来ない。私としても此の件に関しては未だ未知の部分が多いので、此の先試行して行くつもりである。
現状に於いてBB弾に付着する油脂類の除去法に有効な手段が見出せない段階では、対処療法でしかないが銃のメンテナンス(給弾ルート、マガジンを含めた発射に関わる全ての部分に関して)の頻度を上げて行くしか方法は無いであろう。印象としては1000発前後で或る程度判る位の影響が出ているので、其の程度の発射数になったらメンテナンスを心掛ける様にした方が良いと思われる。

上記の様にBB弾自体の問題の方が集弾率に影響が大きいと考える事が、私がBB弾を選別しない理由の第四である。


BB弾の選別に付いての結論として私が思う事は、現状の選別方法で効果が有るとするならば、其れは唯一「心理的な効果」のみである。即ち

『信じる者は救われる』


である。


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Posted by Mr.Seven at 09:28│Comments(27)データ
この記事へのコメント
こんにちはリスキーです
発射時の圧力が
一定でないのが問題ですね
でもやっぱり極端に大きな外形の玉や
変形している弾が無いとは言えないので
自分は試合用はせめて測りたいです

練習用は全く測る気がありません
主たる問題は玉や銃ではなく
自分の引き金を引くタイミングにあるからだと思うからです。

本番用の玉を測り選別するのは心理的な効果9割
実際に玉を選ぶ必要性1割くらいだと自分も思います。

超丁寧な説明で勉強になります
Posted by RISKY at 2009年10月21日 10:43
RISKYさん、こんにちは。

>自分の引き金を引くタイミング
私も全くその通りだと思います。弾を選別して当たるようになると思っているのは、社外のマフラーやサスペンションに交換すると速くなると勘違いしている自称走り屋君と何も変わりません。
私自身、まだ弾の精度やバレルの精度や内径を云々するほどの腕前がないので、選別などで弾に拘る段階にはないと思っています。そのような段階になれるかわかりませんがね。^^;;;

変形弾は目視でわかる程の変形は問題ですが、目視でわからないものはそれほど問題にならないと思います。外径の方は極端に大きいと言っても6mmより一寸大きいぐらいなので、ルーズバレルであればそれほど気を遣わなくても大丈夫でしょう。弾が大きい方が弾痕が大きくなるのでお得だと思うのはせこいですかねwww
Posted by Mr.Seven at 2009年10月21日 12:04
こんにちは。

私がBB弾選別を行う理由は、明らかに小さいものと、大きいものを除外するためです。選別することで±0.01mmの精度は無理ですが±0.02mm程度の精度は期待できます。実際のSGM-BB弾の精度は5.97±0.02mmが正解なのでは?と思ってます。

5.95mmと6.00mmのBB弾では初速の差が大きくなり、5mのブルズアイや6mのプレートでは差ほど影響を感じないかもしれませんが、10mのシルエットでは影響大です。

また、本大会では通常の練習では起きないトラブルなど不思議と運の悪い事態が発生します。そう考えると、選別しないで本大会に挑めば1%未満であろう大きすぎる弾や小さすぎる弾を使う可能性が高くなることが考えられます。なので少しでも不安な要素を無くす意味でも本大会などでは選別する価値があるのではないでしょうか。
Posted by MAGI at 2009年10月21日 16:37
MAGIさん、こんばんは。

BB弾の精度ですが、競技用のBB弾であれば選別しなくても±0.02mm程度の精度は持っていますよ。SGMであれば5.95~5.99mmです。
確かにこの範囲を外れるBB弾は除外したいところですね。

私が以前小さい弾と大きい弾で初速の差を比べてみた事がありますが、銃自体の発射エネルギーの差の方が大きく、弾の大きさの差と初速にはおぼろげながら傾向がありそうな事ぐらいしか判らず、明確な相関関係を見いだせませんでした。実際直径が0.05mm違っても、断面積は約1.7%しか変わりませんし、表面積にしても2.5%しか変わりません。もっとも断面積や表面積のみで初速が変わるわけでもありませんが。もしかしたら大きい弾の方が断面積が大きい分初速が上がるかも知れませんが、その分空気抵抗が大きくなり早く失速するかも知れません。小さい弾は初速こそ少ないかも知れませんが、空気抵抗が少ない分失速しにくいかも知れません。私は力学には疎いのでこの様な理論が成り立つのかは解りませんが、他の要因が同じであれば2者の差は、初速が断面積に比例すると考えるとその差は1.7%、空気抵抗の大部分を占める慣性抵抗は速度の2乗に比例するので約0.03%となります。実際外径以外の要因が同じである事などほぼないに等しいので、その差よりも別の理由の方がシルエット10mを外す要因の大部分を占めると考えています。

>本大会では通常の練習では起きないトラブルなど不思議と運の悪い事態が発生します。
そうでしょうか?本大会で発生するトラブルは練習時でも発生すると思います。練習時において少々の事は「これは練習だから・・・」と見過ごされ、その事に対する思考が停止し、適切な対処を怠る事が多いのではないでしょうか?その事が本大会でのトラブルを引き起こす原因になっているやも知れません。
不安要素を無くすという意見には賛成できますが、私の場合選別器やBB弾の現状を認識してしまった現在、現状の方法での選別には却って不安を感じてしまいます。ですので選別をしない方が私にとっては安心要素なのです。
Posted by Mr.Seven at 2009年10月21日 21:21
間違った理解をしていなければ良いのですが(^_^;
MAGIさんも?私も自称走り屋に分けられますがMr.Sevenさんの経験則どおりとして考えるとするとBB弾の種類によって集弾性にあまり変化は無いということですね。
色んな直径や重さの玉を混ぜて使っても当たると・・・。
色んなとすると極端な例が出るかも知れないので例えばSGM弾と蔵前弾を混ぜても集弾性に変化はないと考えられるわけですね?

個人的にはパッキンの抜弾性能で命中率が決まると思っています。
ノンホップ銃の場合は如何に回転ゼロで発射するかだと思います。
回転ゼロでパッキンを抜けたらバレルの真ん中をバレルに触れずに飛んでいくかで命中性が変わってきます。
これにはクリアランスの適正値があるはずなんですが未だに解りません。
ただ6.15mmのノーマルバレルに蔵前弾は小さすぎる気がしています。

RISKYさんのおっしゃる発射時の圧力は蓄気式の場合レバーの操作スピードで蓄気圧力が変わるので初速に変化がでます。
APS-1がトップシューターに好まれるのはピストン式のため発射圧力の変化が少ないからだと思います。
Posted by wanshooter at 2009年10月21日 21:25
wanshooterさん、こんばんは。
私のコメントが誤解を生んでしまったようで申し訳ないです。ただ、wanshooterさんをはじめ皆さんがBB弾を選別している理由は「不安要素の排除」だと思っておりました。確かwanshooterさんもそのように仰っていたような気がしていたので、この点においては私の方が勝手に誤解をしていたのでしょう。
もしかしたら「自称走り屋」の下りがお気にめさらなかったのかもしれません。これは選別よりも大切な事があると強調したかっただけで他意はありません。ご気分を害されたなら申し訳なく思います。

>色んな直径や重さの玉を混ぜて使っても当たると・・・。
確かに弾の種類によって集弾性に大差はないと書きましたが、それは銃をその弾(SGMならSGM、蔵前なら蔵前)に合わせて調整してでの話で、混ぜて当たるとは一言も書いた覚えはありません。それともwanshooterさんは弾に合わせて銃の調整をしないのでしょうか?

私が銃の調整について何も書かなかったのが誤解を生んだのでしょうね。以前のコメントでお約束したにも関わらず、推敲が足りずに、私の説明不足に起因する誤解を生んで申し訳なく思います。やはり人に誤解無くわかりやすい文章を書くのは難しい物だと痛感しました。暫くは自分のブログのコメントに対する返信以外は自重したいと思います。


>抜弾性能・・・
私もその通りだと思いますよ。蔵前弾の件に関してもノンホップではあまりよい結果が出ませんでしたので、ご推測の通りかと思います。

>APS-1・・・
それまで使ってきた実績とメンテナンス性がAPS-3より優れているからだと思いますよ。これも不安要素の排除の一つでしょうかね。
以前APS-1を所持していましたが、現在は手放してしまい手元にありませんので比較は出来ませんが、実射性能はAPS-3の方が上だと思いますよ。イメージ的にはXが1~2個多い感じです。ただ、メンテナンス性や使用実績の点で不安に思う事はあります。
Posted by Mr.Seven at 2009年10月21日 22:38
ちょこっと
言いすぎ

誰がではなく
みんなです。

僕の憶測で書きます

当たらないのを弾の責任にするのは やだ
これが全員の一致した考えだと思います。

そのために 一応 玉の外形を測る

計測では多少ばらついても弾道に影響はほとんどない
でも 満射を目指すのに やっぱり 測りたい衝動が出る

あまりいい例ではないが
F1用にタイヤをメーカーが作るとする
100本作る
そのうち50本に絞り
メーカーは ワークスに渡す

ワークスはそこから最良の4本を
履かせてレースに出させる

たぶん残りの46本で出ても
結果には影響はほとんどないでしょう

でも精度の高いモノ求める時って
こゆう一見無駄・実際にも無駄かもしれない
プロセスってありますよね

僕はメーカーの玉の選別を信頼していません
出荷する弾の数が多いから
選別に精度の限界があるから
だから一応ゲージは通したい

でもね160点代なんです
180点代に行けないんです

玉の精度より
自分の引き金の引く精度を上げる方法
誰か教えて・・・



社外のマフラーやサスペンションに交換すると速くなると勘違いしている
きつい表現だが
あってるので笑います

マフラー変えたら速くなるって
若い人って本気で思ってるから 怖いよね
Posted by RISKY at 2009年10月22日 12:49
こんにちは~(^。^)
書いている間に挟まっちゃいましたね。
いやぁ・・自称走り屋でしたから(^_^; 
つい最近までインプレッサS202に乗ってましたし、若い頃はサーキットも走ってましたから。
そんなくだりに引っかかって頭に来るほど子供じゃありませんし、Mr.Sevenさんも私の切り返しなど簡単にかわせる大人とお見受けしてのコメントですから気になさらず続けての執筆お願いいたします。
意見を発表すると反論(理解力の無い奴のコメントも)があるのは当然ですからね。
それこそ自分自身を信用していないと救われません。

BB弾選別は不安要素の排除が目的ですね。
規格から大きく外れるBB弾を簡単に除外するためです。
集弾テストするとおよそ1発ぐらいは大きく外れる弾があります。
フライヤーと呼ばれているのはご存じの通りですがこれの原因はなんだと思いますか?
私はやはり同じ銃から発射されるのだから弾の大きさ、重さの違い又は形状の悪さからくるものと思っています。
選別器を通しても穴を通る弾がダメ弾なこともありますが少なくとも穴より大きな弾は排除できます。
実際どれくらいフライヤーが減ったかは解りませんが減った実感はあるので選別の効果はあると思っています。
でも選別弾でもたまにあり得ないところに着弾することがありますがおそらくそれが穴を通ったダメ弾だと思います。

>色んな直径や重さの玉を混ぜて使っても当たると・・・。
表面仕上げ等を無視して書きましたがSGM弾だけで考えても5.95~5.99mmの直径差は軽くてスピードの遅い球形の弾では無視できないと思ってます。
10mで30~50mm前後ドロップする弾道ですからそれは5.95と5.99mmが混ざっていると飛行スピードの差から集弾率が悪くなるのは当然だと思ったからです。
およそ100発も撃てばその直径差による初速の平均差はハッキリ出ると思います。

>wanshooterさんは弾に合わせて銃の調整をしないのでしょうか?
弾の性能を考えるときには銃を固定した状態で考えないと射手の技量が絡んだ時点で意味がなくなります。
BB弾の性能を議論しているので銃は関係ないと思ったのですが(^_^;

BB弾が完全な真球でどれも重さや直径に差がないものなら銃を固定して10mで10発撃っても着弾痕は1個にしかならないはずですが実際は固定しても5mでさえ着弾痕が1個になることはありません。
(着弾痕が重なって大きな1個の穴になることはあります)
精密射撃は射手の射撃技術を競うのが本来の目的なので全競技を整備済みの銃を固定し箱出しのBB弾を使って200点10xが出ることが本当は必要なんですが実際はおそらく無理なのでAPS競技はギャンブル性が含まれていることになります。
数10年先になると無重力真球弾なんてのが出きるかもしれませんが(笑)



うーん、スバルで言いますが同じプラットフォームで作られているフォレスターとインプレッサはどちらが速いか明白なんですが・・・(^^ゞ
Posted by wanshooter at 2009年10月22日 13:38
車の例えで社外のマフラーやサスペンションに相当するのはカスタムバレルやカスタムシアーなどでしょう。

BB弾を車に例えるとRISKYさんが例えたようにタイヤになると思います。自分で作ることが難しく売っているものを使うしかないのと、最終的に路面に力を伝えるのと最終的にターゲット当たることが似ていると思うからです。

選別弾を使ったからと言ってアベレージスコアから目に見えて上がることはまずありません。ただ、何もしないよりBB弾原因でスコアが下がるリスクは軽減できると思っています。

確かに現状のBBゲージ等は精度的にも問題はありますが、より上を目指すには出来ることは何でもやってみる気概が大切ではないでしょうか。私も以前は選別など全く行ってません。ダメなBB弾を選ばないのを運に委ねてました。

あと、APSカップ本大会ではマーフィーの法則のように最悪の事態が起こる確率が経験上高いと思います。これは、よくガントラブルが発生したり、予期しない弾ポロが起きたり、いつもは起こらない給弾不良が発生したりをよく目にするからです。
Posted by MAGI at 2009年10月22日 15:11
RISKYさん
>当たらないのを弾の責任にするのは やだ
結果がどうであれ最終的な責任は射手にあると考えていますので、この意見には同意します。

>自分の引き金の引く精度を上げる
最終的にはこれが一番大事だと思います。私自身これが人に自信を持って言える程の腕前はありません。当たり前のようですが、自分で出来ていると思っていても、そうではない事が他人に見ていてもらうとよくわかります。残念なのは、私は今そう言う環境に恵まれていない事です。

wanshooterさん
>自称走り屋
私も数十年前は人の事を言えた義理ではありませんでした。^^;;;

>フライヤー
この件に関しては一度記事にしたいと思っていました。中々構想段階から進みませんが^^;
私の結論(と言うかその前の段階といった方が適切かも^^;)をまず申し上げると、

①フライヤーは存在するであろう。
②フライヤーの原因については、何らかの原因で弾がバレルに接触する事によって、不規則な回転を与えられた結果であろうと思われるがその原因を特定するには至っていない。
もちろん弾の精度やパッキンの精度、バレルの精度についても関係があるであろうが、銃自体は弾を発射する事によって振動する事も考慮しなければならないと思われる。
③だたしフライヤーと思える物の内、実はフライヤーではなく射手のミスによる物が多いと思われる事。
④そのミスの誘発についてはバレルに関係があると思われる事。

です。
まず①②については確実にフライヤーが無いまたは有ると言い切る事が出来ないからです。これに付いては検証する方法が思いつきません。この理由を書く段階でwanshooterさんとの考え方の相違がわかった気がします。
それは、まずwanshooterさんは銃単体の性能について論じているのに対し、私はAPS競技の中での銃と射手を含めたトータルでの事について論じている事です。それでは自ずと見解は違ってくるはずです。
次に、私自身APS競技について考えるときに、銃単体の性能を論じてもあまり意味がないと考えるからです。その理由は以前の記事でも書きましたが、まず第一にAPS競技は銃単体の性能を競う競技ではないからです。第二に銃単体の性能を論じるための方法が私には見いだせない事です。それはもし銃単体の性能を論じるためには射手が銃を撃つ状態を模擬(技量抜きで)していなければならないと考えるからです。これについてはwanshooterさんは銃を固定して撃つ事とお考えのようですが、それは私の考えでは実際に射手が銃を手にして撃つ事を模擬しているとは言えないと思います。これは私が敬愛する恩師の言葉ですが、「運動の安定・不安定について論じるとき、その対象物に対して人が介在する場合、対象物のみ、また人のみを論じても無意味である。」と言うものです。これはたとえるなら一輪車において一輪車単体では安定して自立する事は出来ません。しかし、そこに乗り手が加わる事によって安定して自立するようになります。しかしながら一定の技量を持つ乗り手であっても、一輪車の状態(乗り手に対してサドルが高い等)によっては上手く自立する事が出来ないかも知れません。また乗り手の技量を廃して一輪車を安定させるために補助輪のような安定させる装置をを付けてしまったらそれは元の一輪車とは言えません・・・と言う事です。銃でも同じ事が言えるのではないでしょうか?
また振動については、銃は弾を発射する事によって多少なりとも振動するわけですが、その振動を受け止める部分(人やレスト等)の振動の伝わり方(逃げ方、跳ね返り方)が違うので、やはり射手が銃を撃つ事を模擬しているとは言えないと思います。また、射手が銃を構えるときの構え方によっても振動の伝わり方は違うと思います。
また銃を固定して撃つにしても、固定方法が私には用意できないと言う事もあります。これはご存じかも知れませんが、この世の中には「剛体」という物が存在しないからです。ただ、銃を発射する事による固定部の変形や移動を極力する無くするために固定部を強く(必然的に重く)する事でその影響を少なくする事が出来ますが、たとえ遊技銃の精度であってもその他の影響(固定法など)を廃するにはそれ以上の精度と強度が必要と考えます。設計法にはあまり知識がないのでどの程度必要かはわかりませんが、一般に精密加工機械等では必要な強度の100倍以上強度を持たせて精度を出すための設計すると聞きます。少なくとも安易な固定(万力等)では不十分であると言う事です。
もし実際にこの様な固定をして撃ってみたら良い結果が出るかも知れませんね。^^;;;
③④についてですが、上記のように固定して撃つ事を考えていませんので、当然射手の技量が関わってきます。RISKYさんへの返答にも書きましたが、完璧に撃てたと思ってもそうではない事はままあります。一番わかりにくいのは中心を狙っていてサイトアライメントも良好と思えて引き金を引いたつもりが、その引く瞬間に銃をブレさせている事です。これは大きくブレればわかりますが、小さく速いブレではわかりにくいです。特に速いブレはバレル内でBB弾が接触する可能性があり、タイトバレルではそれが顕著になります。7~9割がターゲットの中心を捉えているのに、1~3発外す弾があるのはそう言う事だと私は考えます。もちろん理論上はタイトバレルの方が命中精度が高いと思われますが、その分ブラさずに引き金を引く事が難しくなります。これはwanshooterさんもサーキット等で走られた経験がおありと言う事なのでおわかりいただけると思いますが、タイトバレルの使用はピーキーなセッティングをしてしまった車のように扱い辛くなるだけと言う事です。
恐らくwanshooterさんも求める弾とバレルの適正なクリアランスとは私の考えでは命中精度と扱いやすさを兼ね備えたクリアランスと言う事になるでしょう。具体的にどのぐらいと言われても困りますが^^;;;

>直径差・・・無視できない・・・
実際に発射の際のエネルギーが一緒たったとしたら無視できないかも知れません。こう考えればこの件に関してはそう思います。ただ、実際発射時のエネルギーが同一では無いので、その事まで考えると初速差に対するファクターとして直径差は小さいのではないかと考えています。もっともこれを理論的に証明しろと言われても前のコメントにも書きましたが力学には疎いので^^;;;


>BB弾の性能を議論しているので銃は関係ないと思った・・・
これも上記のようにBB弾単体で考えていませんので、今回のような誤解が生じたのでしょう。

>整備済みの銃を固定し箱出しのBB弾を使って200点10xが出る・・・
そんな銃と弾で競技するのは確かに理想ですね。でもそんな銃と弾があったら言い訳できませんね^^;;;

また説明不足で誤解を生じるかも知れませんが、少なくとも悪意はありませんのでそれだけは信じてください。^^;;;


MAGIさん
>より上を目指すには出来ることは何でもやってみる気概が大切
その意見には賛成しますが、私が何もやっておらず、またそのような気概が無いと思われる事は心外です。少なくとも私なりに出来る事をやってみての事を書いているつもりです。もちろん私の出来る事や考え方には限界があり、すべての事について検討したとは言いませんが。
本大会で輝かしい成績を残されたMAGIさんに対してこの様な物言いは失礼かと存じますし、MAGIさんの言わんとしている事もわからないわけではありませんが、私にも私がこれまでしてきた事に多少なりとも自信を持っております。また私は残念ながらMAGIさんのような成績を本大会で残してはいないので偉そうな事を言える立場でない事も認識していますが、疑う事と信じる事の大切さをMAGIさんなら理解してくださると信じる次第です。


>最悪の事態が起こる確率が経験上高い
その事に関しても概ね賛成します。ただ、そういった事態は最終的には緊張や不安、不注意などによって人が引き起こす事だと思います。それを運や物のせいにしてはその上を目指す事など絵空事ではないでしょうか?たとえ弾を選別する、しないと言った事は私にとっては不安要素ではなく、言い訳の要素でしかありません。なぜなら私は選別をする、しないを言う選択は自分の責任において行うものであるからです。仮に選別をしない弾を使用して外したとして、直接の原因はたまたま混ざっていた悪い弾だとしても、最終的な責任はその悪い弾が混じっている可能性のある弾を使用する事を選んだ自分です。また、選別した弾を使用して結果が悪くてもその責任は選別器のせいではなく、選別器を使用して弾を選別する事を選択した自分にあります。
もちろん、前回のコメントでも書きましたが不安要素を減らすと言う意見には賛成しますが、私にとって弾を件の選別器やその他の方法でBB弾を選別する事は前回の記事をお読みになって頂ければわかると思いますが、不安要素を減らすと言う事にはなっていないのです。

仮に本大会で良い成績を残したとしても、また逆に最悪の結果でもそれは運や物のせいではなく自分のせいであると言い切りたいと私は考えていますし、他人に運や物のせいと言われたり、思われたりするのも私には我慢なりません。
また運や物で成績が変わるなら、競技そのものの意義や面白みもなくなると考えていますし、私はAPSという競技を心から楽しみたいと考えているのでこのスタンスは変わらないでしょう。生意気な事を申している事は重々承知しておりますが、ご理解ください。

最後にMAGIさんが私のコメントに対して不愉快に思われたならお詫びします。ただ、私がMAGIさんに対して含むところがあるわけではない事はご承知置きください。
Posted by Mr.Seven at 2009年10月22日 23:37
新規質問です
ライフリングの無い銃で撃った
弾って
そもそもまっすぐ飛ぶんでしょうか
自分はライフリングがない銃の弾道に期待ができないのですが。
さらにパッキンから均一に離れることができない可能性があるから
よけいな回転運動が生じスピンがかかってる可能性もある気がするのですが。
今回の話からやや脱線しますが
Posted by RISKY at 2009年10月23日 09:51
厳密な事を言えば、地球上ではライフリングがあろうと無かろうと弾は真っ直ぐ飛ぶ事はありません。一番わかりやすい要因はまず地球には重力がありますので、弾は緩やかに下向きのカーブを描いて飛行するでしょう。それから地球は自転しているので「コリオリの力」と呼ばれる慣性力の影響を受けて弾道はカーブします。もっともその影響が問題になる程になるにはそれ相当の飛距離が必要ですが。
もっともAPSでは最大で10m(実際は腕の長さがあるのでそれよりも短い)の距離しか弾は飛行しないので重力はともかく、コリオリの力は無視できるほど小さいでしょう。理想の状態で弾を発射出来るならノンホップの銃であれば上下方向はともかく左右方向には真っ直ぐ飛ぶはずです。ホップ銃であればマグヌス効果により上下方向も真っ直ぐ飛ぶでしょう。
実際は理想の状態(様々な不安定要素を無視出来る)で発射できることは無いでしょうから、真っ直ぐ飛ぶのは難しいかも知れません。
しかし私が思うに、これも銃自体の性能ではなくAPS競技としてトータルで考えると弾が真っ直ぐ飛ぶ事と当たる事は別の問題と思います。大砲で言えば間接射撃に似ていますが、いろいろな要素を勘案して発射角度を決めてやれば、ターゲット(付近)に命中するわけです。シルエットで言えば、3cmx3cmの範囲に入ればいいわけですから。実際RISKYさんも本大会でシルエット10mを命中させているわけですし。
この件に関して言えば、あまり深く考えると夜も眠れなくなってしまいますよw
Posted by Mr.Seven at 2009年10月23日 11:31
RISKYさん
他人のこと言えないけど仕事しようよ(笑)

空気中は空気抵抗により真っ直ぐ飛ばすことは不可能です。
バレーボールを回転させないようにサーブするとふらふらしながら飛んでいきますよね?
BB弾にも同じようなことがおこるのですが物体に対する空気密度が違うのでおそらくとしか言えませんが、飛んでいくBB弾の後ろ側にカルマン渦という渦が発生しコレが軌道を変える原因になります。
ホップシステムは強制的にBB弾に上向きの回転をかけてベルヌーイの法則を利用して自然落下を防いでいます。
回転をかけると自立安定するので理論的には弾道の乱れが少なくなるはずなんですが、ホップシステムは銃身を含み不完全なシステムなので回転を付与する力が一定でないためばらつきます。
オマケに銃は人が支えているので重力に対して真っ直ぐ支えられないことも乱れの原因になります。
またパッキンを抜けたBB弾はバレル内壁のあちこちに接触しながら銃口を出ていくのでおっしゃるとおり変な回転をして弾道の乱れになります。

実銃のライフリングは弾に横回転を与えます。
BB弾にライフリングの横回転を与えたら銃口を出たとたん強烈に右か左に曲がっていきますよ。
ホップ付きの銃を横倒しで撃つと解ります。
Posted by wanshooter at 2009年10月23日 11:33
こんにちは。

本大会で最悪の事態が発生するのは、Mr.Sevenさんが言うように本人が原因であるのは、全くその通りです。試合であがったり緊張しない人を別にすると、普段感じられない緊張からミスしたり、準備不足から銃トラブルが起こるのは確かでしょう。
別にそれが運であると言っている訳ではなく、肝心な時に人は自覚できないミスをし易いと言うのが「APSカップ本大会ではマーフィーの法則のように最悪の事態が起こる確率が経験上高い」と書いたことの意味です。

残念ながらメーカーが販売している高精度BB弾でも全数検査などしている訳も無く、極少数の不具合品が混在している確率があるのが現状です。形が歪んでいるのは論外ですが、困ったことに球径がスペックから大きく外れたものが実際に存在しています。
そのBB弾を使う確率は低いと思いますが、ゼロではありません。なので極力それをゼロに近づけるあがきがBB弾選別の目的の一つです。

球径差が集弾性に与える影響を私は無視できないと思っています。以前選別BB弾で弾速測定した結果と実際に撃っている感覚からの私の結論です。弾速は僅か10発の測定なので統計学的には信頼できるデーターではありませんが、明らかに発射エネルギーの差とは別に球径あるいはその違いによる重量差により初速が異なります。
Mr.Sevenさんと私の意見の相違が発生するのは、この点でBB弾球径差の影響など無視できるかどうかと言う所にあるのでしょう。また、「より上を目指すには出来ることは何でもやってみる気概が大切」と書いたのはMr.Sevenさんに対してではなく一般論です。Mr.Sevenさんが色々試した結果選別しないという結論に達したのを否定する訳ではありません。少々説明が足りず、申し訳ありません。

ただ、私が言っている内容はタイトバレルのAP200系を中心に考えていて、ルーズバレルのAPS-3のことを中心に考えてないこともあります。それにライフルのことは全く考えてません。

まあ、実際には時間と手間をかけてBB弾を選別した効果はそれに見合ったほど大きくないのも一面の事実で、対費用効果を考えると無駄に近いと言えるのかもしれません。それよりもシューターの力量による差の方が遥かに大きいのは確かでしょう。それでも私は少しでも不安要素を減らすためBB弾選別を必要に応じて行います。

このような意見の相違が見られるのもAPSカップという競技の面白さの一つだと思っているので、決して否定している訳ではないことは知っておいてください。

最後に「引き金を引く精度を上げる方法」の悩みには、マリナーズのイチロー選手が出演しているNTT東日本のTV-CMの言葉を贈ります。それは、

「イチローはなぜ、
同じ毎日をくり返しているのに
未来を作れるのか。」

との問いに

「確かな一歩の積み重ねでしか遠くへは行けない」

と答えるものです。この言葉を実践するしか方法はないと思います。
Posted by MAGI at 2009年10月23日 11:41
ありゃ、またMr.Sevenさんが挟まってる(^_^;
マグヌス効果が正解でしたか。
Posted by wanshooter at 2009年10月23日 11:45
MAGIさん
>マーフィーの法則
あの後マーフィーの法則について調べてみました。どうもマーフィーの法則について誤解していた様です。マーフィーの法則は「Everything that can possibly go wrong will go wrong.」と言う事でした。詰まりそういった事態は偶然ではなく必然であると言う事です。この件に関しては私の誤解でした。その為に不安要素を減らすと言う事はよくわかる話です。
選別をする、しないについては単純化して考えるとMAGIさんのお言葉にもある「規格を外れた1%の弾を除く事」と私の主張する「選別をする事により残り99%の規格内の弾に悪影響を与えるリスクを払いたくない」と言う事を天秤にかける事と言えるでしょう。先ほどのRISKYさんへの返信にも書きましたが、APSは点ではなく面に当たればよいのです。ブルズアイにしても直径22mm、面積約380mm^2の円の中、シルエットであれば30mmX30mmの900mm^2に収まれば良く、プレートはこれよりも面積が大きいので、理論上これで200点が取れるわけです。ただ、これが取れないのは勿論弾の影響もあるでしょうが、ファクターとして自分の技量の問題が無いとは私には言えません。勿論200点の同点でXの勝負になると言う事であれば弾も考えなくてはならないかも知れませんが、残念ながら私の技量はそこまで達していません。そのような段階にある私が1%に拘る必要性よりも99%の安心を取るのは当然の帰結という事になるでしょう。
勿論MAGIさんのようなトップシューターの方がその必要性に拘る意味もよくわかります。そう言う意味ではそう言う段階にあるMAGIさんを羨ましく思い、また目標にさせて頂きたく思います。

最後にMAGIさんにいただいたお言葉を心に刻み、また失礼な言動をお詫びします。


wanshooterさん
>挟まってる
気が合いますねw
Posted by Mr.Seven at 2009年10月23日 16:10
途中から読んだら
プラスチックの玉を飛ばす
話に感じられない内容になってきましたね。
wanshooter さんへ
やーん
仕事しようよって言われたよ
俺が一番文章短いのにー

PCいじる時間がないくらい仕事があればいいんだけどねー

今週末(明日)京都行かないの?
僕は行かないけど だって遠いんだもん
Posted by RISKY at 2009年10月23日 17:01
書いている途中でもしかしてと思ったらやっぱり(笑)
今度はMAGIさんまで挟まった。
書いているうちにまた誰かが挟まりそう。
Mr.Sevenさんの人気に嫉妬。
またRISKYさんの絶妙な合いの手に拍手。

言い訳出来ないのが精密射撃の世界です。玩具銃の競技なので言い訳ばかりしてますけど(笑)
面の競技って言われちゃいましたね(;^_^A アセアセ…
この競技を考えたケン○沢氏がAPS銃の命中精度をどこまで把握していたかは不明ですが基本的に200点10xが当たり前の銃で競技しないかぎり選手が出した点数は運も含まれていると思っています。
本当は5点に飛んだはずがなぜか10点に当たってたなんてこともありうる訳ですから。
ルールとは言えラッキーショットが認められているのはちょっと違和感があります。

フライヤーは実際にあると思います。
Mr.Sevenさんほどの射撃技術があると失敗発射した場合自分の思っている所に着弾痕があるはずです。
微妙な感じられないような失敗の場合では5mブルズでは0点に着弾することは無いと思います。
ところが理解不能な場所の着弾も極まれに発生するのでこれが玩具銃特有のフライヤーだと思います。
それはおそらく規格外、成形不良、キズ等があるBB弾または不良パッキンが使用されたため不規則な回転が発生して弾道が曲がると考えています。

APS銃の場合は互いの寸法差から弾を銃身内壁に接触させたまま又は食い込ませて発射させるものではありませんから銃身内を浮いた状態のまま銃口を出ます。
その際にはBB弾は空気の膜に包まれているのでトリガーを引いてから銃口を出るまでの間にかすかに銃が動いたことによりBB弾が銃身内壁に接触するなどは考えにくいです。
何故か?
パッキンを抜けたBB弾は空気に押され銃身内を加速していきますが加速するスピードより銃身とBB弾の隙間を抜ける空気のスピードの方が速いのです。
そうでないとBB弾が加速しませんからね。
何らかの原因で銃身内壁の片方へBB弾が寄った場合は隙間が狭くなりその部分の流速が下がります。
すると圧力が高くなるので中心へ戻そうとする力が働きます。
ここに適度なクリアランスが必要と思う理由があります。
もう一つは銃身のブレによる銃身内での接触があるとした場合、ロングバレルよりショートバレルが当たると言う逆転現象が起きてしまいます。
またタイトバレルを使うと必ず命中率が上がると言うことはありません。
先ほどの説明でBB弾は銃身内を浮いた状態で加速するのでタイトでクリアランスがない場合は隙間を抜ける空気の圧力差が小さくなるので中心に戻る力が弱くなり内壁に接触する可能性が増えてきます。
大きい弾はタイトバレルになったのと同じ効果が現れるので適正な大きさのなかに混ざっているのは好ましくありません。
適正より小さい場合はふらふら飛べる空間が広いから当たらなくなります。

固定した場合と人が持った場合で違うのは理解してますがそれで変わるのは大まかには着弾点だけだと思っていますけど違いますか?
Posted by wanshooter at 2009年10月23日 17:07
>何らかの原因で・・・中心へ戻そうとする力が働きます。
よくわからないので教えてください。
流速が下がると圧力が高くなるのはわかるのですが、隙間が狭くなると流速は上がるのでは?そうすると隙間の圧力が低くなって弾がバレル内壁に吸い寄せられるのではないでしょうか?
Posted by Mr.Seven at 2009年10月23日 20:41
質問に回答し忘れたので追記します。

>固定した場合と人が持った場合で・・・着弾点だけ・・・
私は違うと思います。なぜなら人は運動を安定させようとして制御を行うからです。その結果安定するか不安定になるかは別問題ですが。
Posted by Mr.Seven at 2009年10月23日 20:56
玩具銃とは言え科学教材ですねぇ(^。^)

>隙間が狭くなると流速は上がるのでは?そうすると隙間の圧力が低くなって・・・

そうですね、私も最初はそう考えました。
ところがそうするとBB弾は最初に寄った方のバレル内壁に張り付いてしまい内壁との接触によってBB弾が回転を始めるのでドコへ飛ぶやら制御できなくなってしまいます。

流れている層(空気)と静止している層(バレル内壁とBB弾表面)があるのが理由です。

ストローでピンポン玉を浮かせるオモチャを考えると理解しやすいです。
浮かした状態でストローの位置を変えてもピンポン玉はついてくるでしょ?
ピンポン玉の表面を流れる空気の廻りには静止した空気の層があります。
ちょっと学術的に説明できるほど私も理解していないのでベルヌーイの定理とマグヌス効果をよく考えてみてください(他人任せ)

あぁ、なんかこんなこと書いてたら選別があまり意味をなさないような気がしてきた・・・(^_^;
Posted by wanshooter at 2009年10月24日 18:17
>ストローでピンポン玉を浮かせる・・・
コアンダ効果のことですね。これは私も知っています。円(球)が流体の中央から外れたとき流線曲率の定理によって円(球)の左右に圧力の大小が生じ、流れの中心に引き戻そうとする力が働く事ですよね。
でもこれは円(球)が流れの中心から外れて円(球)の横にある空気を押しても、流れが他の何者にも干渉されない場合の話だと思うんですよね。しかし、遊技銃の場合はバレルの中の話なので、弾とバレルのクリアランスからバレルの影響を無視できないと思うんですよね。
「思うんですよね」って書いたのは私も力学には疎いので数式で証明しろと言われても無理ですが^^;;;
Posted by Mr.Seven at 2009年10月24日 22:06
まいった・・・。
知ったかぶりなんかするもんじゃありませんね。
関連するような文献を読んでみましたが余計に解らなくなってしまいました(;^_^A アセアセ…

でも一つだけ。
航空機における地面効果がありました。
翼のコード(翼長ではなくて前後幅)より低い高度を飛べば揚力が増す効果です。
6mmのコードを持つ翼(BB弾)がわずか0.1mm以下の高度を飛んでいるからとは考えられませんかね。それが全周なので弾は中心部を飛ぶしかないと。
地面効果で検索するとWikiがありますがHDDのヘッドが浮くのも同じ原理だそうです。

うーん上は微妙に違うかもしれませんがそれと合わさっておそらくですが流路を狭くして圧力を下げるにはベンチュリー形状が一番効率が良いのですが球体と筒の内壁ではその必要形状が形成されないため圧力を下げる効果が薄くBB弾のノズル側で狭くなった部分の圧力上昇の方が大きいのでは無いかと考えられます。
おそらくBB弾の銃口側で発生するカルマン渦の抵抗も絡んでくると思います。

あぁもうダメだぁ想像の域だぁ・・・(T∇T)
Posted by wanshooter at 2009年10月25日 12:23
いろんな要素を考えるとだんだんわからなくなってきちゃいますよね。数式でも立てられればわかるのかも知れませんが。
一つハッキリしている事は弾とバレルとフライヤーの関係を力学的に理解するには、私の手は短すぎるということです^^;;;
前にも書きましたが、ホントに考え過ぎると夜も眠れなくなってしまいます。www
Posted by Mr.Seven at 2009年10月26日 00:31
当方のブログへのコメントありがとう御座います。
さてMr.seven様が殆ど見たこと無いと仰った6mm超の弾ですが私はSGMの昨年の7月ロットで次々と発見した思い出があるのでつい今でも不信感を抱いてしまいます。
私は、インナーバレルの径と弾の計の相性は結構影響があると思います。
SGMと蔵前弾では、ノンホップでの仕様をお勧めできないとされている蔵前弾が私のお世話になっているかたがたが使用されているKSC製のハンドガンで高いスコアを出されているのを目にしています。
その一方でノーマルバレルのマルゼン製ノンホップとの相性は、悪いようで友人所有のノーマルSR-2では、驚くべき悪いグルーピングですw
SGM弾は、表面が割りとざらついているので大きな弾の場合パッキンの抵抗が大きくなり結果的に酷い飛び方するように思います。
私は、弾の大きさよりも表面仕上げが気になります。
例えば大きさが完璧に揃った弾が存在していたとします。
しかしその大きさが表面のコーティングにより揃えられていてしかも剥がれやすければ発射時にパッキンやバレルに付着してしまい結局酷い結果を生むはずです。
96などのホップ銃の場合は、特に全く同じサイズのツルツル弾とザラザラ弾では後者の方が強いホップが掛かることは、容易に想像付きます。
ノンホップでもパッキンから抜ける抵抗が大きくなるでしょう。
表面仕上げが与える影響は、大きいはずです。
しかしこれは、ゲージで選別できる内容じゃないのも私が今では、選別適当にしかやらない理由です。
6mm超を極端に恐れる理由は、SGMのようなザラザラ弾で6mm以上だとパッキンに非常に強くホールドされてしまうからであります。
これは、私なりの見解です。私が気にする事柄は、目視もしくは数発だけ触って見ればわかることであるので選別は、あまり気にしなくなりました。
また最近は、6mm超えには、お目にかかっていないので本当に目視だけになるかも知れません
Posted by コウコウ at 2009年10月29日 23:19
コウさん、コメント有難う御座います。

>SGMの昨年の7月ロット
昨年の夏も今年同様仕事が忙しく、ほとんど銃を撃てない時期が続いたので、もしかしたら購入した事がないのかも知れません。使用した弾の記録(適当な記録なので抜けてる所もありますが^^;;;)を見ると20年3月ロットの次が20年9月ロットになっていますし。

>蔵前弾が・・・KSC製のハンドガンで高いスコアを・・・
・・・ノーマルバレルのマルゼン製ノンホップとの相性は、悪いようで・・・
KSCの銃は一応所有しておりますが、あまり撃つ事が無くちゃんとした検証を行っていないので何とも言えませんが、ノンホップと蔵前弾の相性が良くないと結論づけたのはマルゼンの銃において私が検証した結果です。そこから想像するに恐らく、インナーバレルと弾の径の相性なんでしょうね。KSCはタイトなバレルですし、マルゼンは逆にルーズです。また、蔵前弾は比較的径が小さく、SGMは比較的径が大きいですので、それぞれの組合せで差し引きするとちょうど良いクリアランスなのかも知れません。もっともKSCとマルゼンではパッキンの構造が違うので一概に比較できませんが。

>表面仕上げが与える影響
表面仕上げですか。確かに表面仕上げによって命中精度やグルーピングが変わってきそうですね。ただこれが問題になるのは表面仕上げが各弾で違う物が混じっている場合ですよね。使用する各弾で均質(と言って良い程度)であれば、銃の調整なり相性の良い表面仕上げがされている銘柄の弾を使用するなりで解決できる問題と言えるでしょう。
コーティングの剥がれの問題は弾によってはあるかも知れませんね。SIISの一部の弾のようにコーティングが柔らかく傷つきやすい物は問題でしょうけど、SGMなどはコーティングがはげたと言う話は聞いた事がない(私が知らないだけかも知れませんが)ので大丈夫ではないでしょうか?
私としてはコーティングよりも表面に付着した研磨剤や離型剤等の油脂の方が問題だと思います。これも記事に書きましたが、対処法が見つかっておらず、対処療法しか今のところ有効な方法が見つかっておりません。

しかしもし表面仕上げの違う弾が混じっていたら、仰られる通り選別の方法はないかも知れませんね。もっとも、同じ銘柄でで同じロットで同じ袋に入っている弾で表面仕上げが違う事などまずありませんでしょうし、異なる銘柄の弾を混ぜて使う事も何らかのミス以外ではあり得ないでしょうから、あまり気にする必要はなさそうですね。
Posted by Mr.Seven at 2009年10月30日 01:25
2代目スマホ用に購入しました。以前の初代Xperiaにはケースも保護シールもなしで使っていて、よく落としてキズキズ(^^;)だったので、新しいものには可愛いケースをと思って探したら、これに行きあたりました。
保護シートもついてこの値段なら手ごろだし、ドットが可愛い!
Posted by ももクロChan ハッピ 法被 at 2013年04月30日 23:13
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